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「梅屋敷で整骨院をお探しの方へ」 上肢の症状をまとめました

整骨院で診る上肢の傷病

 

整骨院で診る肩関節の傷病

 

肩関節周囲炎

肩関節の痛みと動きの制限を伴う、種々の総称である。中年以降に多いことから四十肩・五十肩とも呼ばれる。原因は加齢による変性や運動不足だといわれるが、使い過ぎによるものもある。

 

インピンジメント症候群

インピンジメントとは「衝突」という意味である。肩関節には烏口肩峰アーチという、肩峰・烏口肩峰靭帯・烏口突起で作られるアーチがあり、その下にある棘上筋腱・上腕二頭筋腱(長頭)・肩峰下包が肩甲上腕関節の外転などの運動時に挟まれることで発生する。外転を反復するような動作により、何度も挟まれて症状は悪化する。

 

石灰化沈着性腱板炎

腱板の内部や周辺に石灰が沈着し、腱板や滑液包が炎症をおこし、肩関節の痛みと運動障害を生じる。石灰は自然に吸収されるが、腱板や骨の間に残っていると、運動痛がある。経過とともに石灰が硬く変化していき、さらに腱板から滑液包内に広がる場合もある。急性期には激痛が伴うことがあり整形外科で注射により瞬時に痛みをとることが多い。

 

上腕二頭筋長頭炎

上腕骨に沿って走行し、そこからほぼ90度方向を変えて、結節間溝と呼ばれる上腕骨頭の溝を通る。野球、テニス、バレーボールなどの肩の反復動作が多いスポーツなどで発症しやすいが、日常動作でも発症する。

 

肩峰下滑液包炎

肩峰と上腕骨の間のある肩峰下滑液包が炎症を起こした状態をいう。肩の可動範囲は比較的保たれている場合が多い。

 

肩腱板損傷・断裂

腱板の損傷や、不全あるいは完全断裂である。外傷など、原因がはっきりあるものや、明確な原因がなく損傷が生じることもある。腱板は使用頻度が高く、年齢とともに腱板の変性をともなうことで、弱い外力でも損傷することが多い。

 

整骨院で診る上腕・前腕部での傷病

 

肘部管症候群

上腕骨の内側上顆の後ろにある肘部管内を通る尺骨神経が圧迫されることでおこる神経症状。骨棘などによる肘の変形や遊離体によって圧迫されることもある。尺骨神経が圧迫されることで、尺骨神経支配の知覚異常がおこる。症状が進むと、尺骨神経支配の筋が萎縮をおこし、薬指、小指のMP関節過伸展とDIP・PIP関節の屈曲による「鷲手」の症状が現れる。

 

上腕骨外側上顆炎

上腕骨外側上顆は、手関節と指の伸筋の起始部になる。伸筋の使い過ぎにより、付着部である外側上顆に炎症が起こった状態をいう。スポーツでの発症が多く、テニスのバックハンドによる損傷をバックハンドテニス肘という。

 

上腕骨内側上顆炎

上腕骨内側上顆は、手関節と指の屈筋の起始部となる。屈筋の使い過ぎにより、付着部である内側上顆に炎症が起こった状態をいう。スポーツでの発症が多く、テニスのフォアハンドによる損傷をフォアハンドテニス肘、ゴルフによる損傷をゴルフ肘という。

 

肘内障

2~6歳くらいの小児に多く、橈骨頭が輪状靭帯から抜けた状態をいう。幼少期では橈骨頭の頭部と頚部のくびれが浅いため、手を引っ張られることで発生する。

 

回内筋症候群

正中神経の本幹が円回内筋に入る部分で障害される神経症状である。正中神経が圧迫されることで、母指・示指・中指・薬指の母指側に知覚異常がおこる。症状が進むと、正中神経支配の筋が萎縮をおこし「猿手」の症状が現れる。手根管症候群と症状は類似しているが、円回内筋症候群では前腕の回内に障害が生じる。

 

整骨院で診る手指部の傷病

 

手根管症候群

手根骨の掌側面にある手根管内を通る正中神経が圧迫されることでおこる神経症状。正中神経が圧迫されることで、母指・示指・中指・薬指の母指側に知覚異常がおこる。症状が進むと、正中神経支配の筋が萎縮をおこし「猿手」の症状が現れる。

 

尺骨神経管症候群(ギヨン管症候群)

手関節で尺骨神経を圧迫される神経症状。手根骨の骨折やガングリオンなどによる圧迫で症状がおきる。症状は肘部管症候群に類似しているが、知覚異常は主に手掌尺側のみに出現し、手背尺側にはおこらない。これは肘部管症候群と鑑別に大事な所見である。

 

腱鞘炎

腱鞘とは、腱を鞘のように包んでおり、筋が収縮するときに腱の滑りをよくする働きがある。腱鞘炎の原因は使い過ぎによるものが多く、腱と腱鞘の摩擦が強くなることで炎症がおきる。腱鞘炎は、腱鞘の炎症により腫れることで腱がスムーズに滑らなくなっている状態です。

 

・ドゥ・ケルバン病

手関節の母指側で、長母指外転筋腱と短母指伸筋の腱鞘に炎症を起こしたものである。母指を内側に入れて手を握り、手関節を尺屈することで痛みがでる。

 

・ばね指

屈筋腱の腱鞘炎で、指の屈曲あるいは伸展の際に、腱鞘や腱の把厚によって弾発現象をおこす。MP関節に多い。

 

へバーデン結節

手指のDIP関節の変形性関節症で女性に多く発症する。原因は不明で、症状はDIP関節の屈曲変形や腫れ、痛みを伴う場合もある。関節リウマチとは異なりDIP関節のみにおこる変形である。

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