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変形性股関節症

変形性股関節症

 

症状

初期は長時間歩いた後などにお尻や太ももにだるさを感じたり、歩き始めなど運動開始時に痛みを感じる程度だが、徐々に痛みが強くなり、長時間立っていたり、歩いたりする事も辛くなってくる。やがて痛みが持続するようになり、安静時や夜寝ている時も痛みが出現する。機能障害も起こる。股関節を動かせる範囲が徐々に狭くなり足の爪切りがしにくい、靴下が履きにくい、和式トイレや正座が困難になるなどの症状が出現する。階段やバスの乗り降りも手すりが必要になる。また、痛む側の足をかばうように歩いたり、痛む側の肩を落として歩いたりする歩行の異常も見られる場合がある。症状の進行とともに筋力低下も進み、痛む側の大腿四頭筋、大殿筋、股関節の周辺の筋肉がやせてくる。膝のお皿の骨の上端から10cm上で左右の太ももの太さを測り、痛む側の太ももが2cm以上細い場合はかなり筋力低下が進んでいる。

 

原因

関節の骨はお互いが直接ぶつかり合わないように、表面が軟骨というクッション性の高い組織で覆われとぃるが、過度な負荷がかかると軟骨は摩耗しやすい。軟骨がすり減って関節の隙間が狭くなり、骨同士が直接こすれ合うようになると関節の骨に変形を来す。このような関節の変化が股関節に起きたものが変形性股関節症だ。原因が不明の一次性股関節症と何らかの原因があって起こる二次性股関節症に分類され日本人の変形性股関節症は80%二次性です。二次性の原因として最も多いのは生まれつき股関節がずれている「先天性股関節脱臼」や「臼蓋形成不全」。股関節は人体で最も負荷がかかる関節の一つで形が不完全だと非常に大きな負荷を強いられる。先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全は女性に多く従って変形性股関節症も女性に多く、10~20代で症状が現れる事も少なくない。最近では人口の高齢化でこれといった原因がなくとも年齢とともに変形性股関節症になる方が増えている。

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