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肩こりの原因になる胸郭出口症候群

胸郭出口症候群

 

頚椎から出た神経、心臓から出た血管が第一肋骨の上、鎖骨の下付近の筋肉や腱の間を通って上肢に向かう通り道を「胸郭出口」という。この部分で神経、血管が圧迫されたり、引っ張られたりして発症するのが「胸郭出口症候群」だ。

症状は肩こりや、背中の張り、肩甲骨付近や前胸部の痛み、腕、手の痛みやしびれ、知覚障害、脱力感、筋力低下など多様です。鎖骨は内側で胸骨と外側で肩甲骨と関節でつながり、上肢は肩関節で肩甲骨とつながっている。ところが、肩甲骨は背骨や肋骨といった体幹部の骨とは直接つなっがっておらず、背骨や肋骨につながる筋肉によって、吊り橋のように支えれている。したがって上肢で行うさまざまな行為は肩甲骨を支持する筋群のサポートにより成り立っており、胸郭出口のスペースは姿勢や腕の位置、状態、筋肉による肩甲骨の支え具合によって絶えず変化している。人間の基本的な筋肉、骨格は10代で出来上がるので根本的に胸郭出口が狭い体型の人の中には、この時期に胸郭出口症候群を発症する人もいる。上肢を使う作業時に生じるに手指の冷感、脱力感などに早くから自分自身で気づき症状を起こさないような生活習慣が自然と身についている場合もある。胸郭出口を広げようとして肩甲骨を無意識に持ち上げそれに必要な筋群が常日頃働き過ぎていると、その筋疲労現象として肩こりを覚えることもある。自分の体型とうまく付き合って日常、社会生活を営んでいた人が、ある時から何らかの原因で体調を悪くしたことをきっかけに、肩甲骨や背骨を支持する筋力が低下して胸郭出口が狭まり、胸郭出口症候群が発症することもある。体調悪化の誘因は局所的には、腕を上げる作業が多い、一定の高さに手を保持して酷使する仕事、演奏会に向けて楽器の練習に励んでいるなど上肢のオーバーユース。全身的には、残業続き、睡眠不足、体調不良で寝込んでいた、無理なダイエットなどである。

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